たくさんの人におせんべいがこんなにおいしいものであることを知っていただきたい。
平野屋は善次郎せんべいにその思いを託し、おいしいおせんべいづくりに「5つのこだわり」を設けています。
おせんべいのおいしくするために、主原料であるお米には妥協できません。
古米、古古米では風味が落ちてしましますので、もっとも素材の味が生きる新米のみを使っています。
お米本来の甘みがおせんべいの味をまろやかにしてくれます。創業以来、全く変わっていない「純米手焼」はこれからも守り続けていきます。
おせんべいは十枚十色、1つ1つの特徴をとらえ、その時の最適な焼き加減で仕上げるために、機械では焼きません。
おせんべいの状態は環境によって雨の日、晴れの日、夏場や冬場によって焼き方は変わってきます。
時代とともに磨かれた焼きのうでにしかわからないセンシティブな工程。
「量追えば質落ちる」を念頭に質にこだわったおせんべいを作っています。
代々受け継がれしたれの配合を、お米の風味はもちろん、海苔や胡麻、昆布に海老、さらに生じそなどにも合うように、醤油だれは改良を重ね磨きあげてきました。
また、醤油だれの味だけでなく、おせんべいに付ける量も計算されています。
醤油の辛さとお米の甘さ、それを彩る海苔や胡麻。
すべてのバランスを考えて作られた秘伝の醤油だれは善次郎せんべいを支えています。
作り手が丹精込めて作ったおせんべいを一番いい状態で食べてもらいたいと願うのは自然なことではないでしょうか?
おせんべいのおいしさは乾燥具合で大きく差がでます。湿気を吸ったおせんべいは不味く、できたてのおせんべいはとてもおいしいものです。
平野屋では善次郎せんべいを少しでも湿気らないよう分厚いフィルムで包装し、できたてのおせんべいを密封しています。
善次郎せんべいには、「純米手焼」の精神にのっとり合成保存料や着色料、人工香料は一切使っていません。
また、動物から作られる添加物や遺伝子組み換えの原料も使用していません。
お客様に安心してお召し上がりいただくことはもとより、素材の風味を活かしたおせんべいづくりが私たちの原点です。